| イスラームの信仰: |
預言者:
なぜ、私たちには預言者が必要なのか?
人は社会的動物であり、一人で生きるのではなく、集団を作って生きたがるものである。また、人は自己愛という本性をもつ。もしも状況が許せば、他人のためではなく、自分のためだけに行動する。しかし、もしもそうすれば他人も同じことをして、自分の希望を尊重してくれなくなる。それで、他人の権利を尊重することになる。そして、この皆が持っている自己愛の間のバランスを取るために法律、決まりごと、ルールが必要になる。それによって、各人の責任と義務が明らかになり、刑罰が決められ、他人の権利を尊重できるようになる。
では、この法律、ルールを誰が決めるのか?
この法律は人の必要なものを、身体的、精神的に知っていなければ、その必要性に応じたものが作れない。また、法律の利害関係者では、自分の利益になる法律を作ってしまう。また、法律を作る際は、表面的な社会の発展だけではなく、精神的な問題も考えて作らなければならない。この人に必要なものを全て知っていて、利害関係者でもなく、精神的な問題も考えられる、一番ふさわしい方は神様をおいてほかにあろうか?
人は皆、その持っている完全な状態に近づくように、到達するように創られている。人は、もって生まれた、知性と本性だけでは、その状態に到達できない。それには、完全な導き手が必要である。それが、神様の啓示である。人の知識だけではわからないことを教えてくれるのが、神様の啓示である。残念ながら私たち、普通の人間は、神様の啓示を受けることができない。この啓示を受け取り、私たちに伝えてくれる人間が、いわゆる「預言者」である。
預言者は、自分が神様からの使者であり、預言者であることを証明するために、奇蹟を行う。この奇蹟は、他の人が行うことができないだけではなく、自分が預言者であることを主張する論拠として行われる。また、自分以前の預言者が、その方のことを知らせるケースもある。
預言者は、その主張が人々に受け入れられるために、罪と過ちから遠ざかっていなければならない。もしもそうでなければ、預言者の主張のどの部分が正しくて、どの部分が間違っているのかわからなくなってしまう。
預言者の最初がアダム様であり、ノア様、アブラハム様、モーゼ様、イエス様、そのほか大勢いらっしゃり、、その封印としていらっしゃったのがムハンマド様である。
ムハンマド様の最大の奇蹟が、聖クルアーンである。この書の中で、神様は繰り返し、他の人たちを、もしも同じようなものを作れるのならば、作って持ってきてみなさいとおっしゃっている。それから、約1400年の間、誰もそれに成功していない。
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